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フリーランスの夫の税金・保険料、どうせ払うならマイルに変えてみた

まいろ
まいろ楽天キャッシュの改悪で、以前紹介していたルートが実質使えなくなりました。制度変更を受けて、今使える方法に内容を全面的に見直しています!
📝 2026年8月 内容を更新しました

楽天キャッシュの規約改定(楽天Edy→楽天キャッシュのチャージ上限が月10万円→月1万円に引き下げ)により、以前紹介していたANA Pay経由のルートが実質使えなくなりました。制度変更を受け、現在有効な方法に内容を切り替えています。

フリーランスの方は、国民年金・国民健康保険・住民税と、毎月・毎期ざくざく請求書が届きます。会社員は給与天引きで済む支払いも、フリーランスは自分で納付書を受け取って払う必要があります。

これらをまとめると年間90万円以上になることも珍しくありません。この金額を何も還元なしに払い続けるのはもったいない!

結論から言うと、ANAカードで直接クレジットカード払いをすれば、手数料を差し引いてもマイルはしっかり貯まります。この記事では、支払いの種類ごとの対応状況と、実際の手数料・マイル数を計算してご紹介します。

📋 支払いの種類ごとの対応状況

「フリーランスの公的支払い」とひとくくりに言っても、実は制度がまったく違う3種類が混ざっています。ここを最初に押さえておくと、以降の話が整理しやすくなります。

支払い 制度 クレカ直接払い
国民年金保険料 全国共通(年金事務所) ○ どこでも対応・手数料0円
国民健康保険料 自治体ごと △ 対応自治体のみ(要確認)
住民税(普通徴収) 自治体ごと △ 対応自治体のみ(要確認)
所得税(確定申告分) 国税・全国共通(国税庁) ○ どこでも対応・手数料約0.99%

国民年金保険料は全国共通ルール

国民年金は日本年金機構が全国一律で運営しているため、お住まいの自治体に関わらず、どこでも「継続クレジットカード払い」に対応しています。年金事務所に申出書を提出して登録すると、以降は毎月自動でカード引き落としになり、決済手数料はかかりません

所得税(確定申告分)も全国共通で対応

確定申告で確定した所得税・消費税は、国税庁の「国税クレジットカードお支払サイト」(国税庁長官が指定した納付受託者が運営)を使えば、お住まいの地域に関わらずどこでもクレジットカード払いに対応しています。e-Taxで申告した場合は、送信後のメッセージボックスから直接アクセスできて手続きもスムーズです。フリーランスで確定申告分の所得税が発生する場合は、これも対象に加えられます。

国民健康保険料・住民税は自治体ごとに対応が異なる

一方、国保と住民税は市区町村がそれぞれ運営しているため、クレジットカード直接払いに対応しているかどうかは自治体次第です。多くの自治体では「モバイルレジ」「ネットdeモバイルレジ」というNTTデータ運営の収納代行サービスを使って、納付書のバーコード(またはeL-QR)を読み取りカード決済する仕組みが用意されています。

🔍 自分の自治体を確認する方法

「お住まいの自治体名+『国民健康保険料 クレジットカード納付』」で検索すると、対応の有無と手数料がすぐに分かります。多くの自治体公式サイトに「クレジットカードによる納付」というページがあります。

例えば杉並区の場合、「クレジットカードによる納付」というページに、住民税・国民健康保険料・後期高齢者医療保険料・介護保険料それぞれの対応状況と手数料がまとめて掲載されています。この記事のシミュレーションも杉並区の実例をもとにしています。

💡 手数料とマイル還元が同水準でもお得な理由

ANAワイドゴールドカードなどには「10マイルコース」というオプションがあります。1,000円につき10マイル(=還元率1.0%)がつくコースで、これに入っている場合、クレジットカード直接払いのマイル還元率は約1.0%になります。

一方、後述するモバイルレジの決済手数料も、金額帯によっては約1.0%前後になります。数字だけ見ると「手数料と還元率がほぼ同じ=差し引きゼロでは?」と思うかもしれません。ここが今回一番伝わりにくいポイントです。

📌 考え方:1マイルを「約1円」で仕入れていると捉える

手数料と還元率が同水準ということは、「1マイルあたり約1円のコストでマイルを仕入れている」のと同じ意味になります。

ANAマイルは、特典航空券やアップグレードに使うと1マイルあたり5〜15円相当の価値になることが多いポイントです。つまりこの支払い方法は、「1円で仕入れたものを5〜15円で使う」取引をしていることになります。円換算だけを見ると地味ですが、マイルの実質価値まで含めて考えると、十分にお得な水準です。

逆に言えば、マイルをあまり高く使う予定がない(1マイル1円未満でしか使わない)場合は、手数料の分だけ単純に損になる可能性もあります。この記事の方法は、「マイルを特典航空券などでしっかり活用する予定がある人」向けの内容です。

📱 具体的な支払い方法

国民年金保険料:年金事務所の継続クレジットカード払い

1
「国民年金保険料 クレジットカード納付申出書」を用意する
日本年金機構のサイトからダウンロードするか、最寄りの年金事務所でもらえます。手元に納付書がなくても「ねんきんネット」から手続きできる場合もあります。
2
ANAカードの情報を記入して年金事務所に提出する
窓口持参または郵送で提出します。以降は毎月自動でカード引き落としになるため、都度の操作は不要です。決済手数料はかかりません。

国民健康保険料・住民税:モバイルレジ/ネットdeモバイルレジ

対応するクレジットカードブランドはVISA・Mastercard・JCB・American Express・Diners Clubが一般的です(自治体により異なる場合があります)。

1
自治体の「クレジットカードによる納付」ページを確認する
対応の有無、利用できるサービス名(モバイルレジ/ネットdeモバイルレジ)、決済手数料額を確認します。
2
モバイルレジアプリで納付書のバーコード(またはeL-QR)を読み取る
スマートフォンにアプリをダウンロードし、納付書に印字されたバーコードをカメラで読み取ります。「ネットdeモバイルレジ」の場合はブラウザから納付番号を入力する方式です。
3
支払方法で「クレジットカード」を選び、ANAカード情報を入力する
決済手数料の金額が表示されるので確認したうえで決済します。一括払いのみで、分割・リボ払いには対応していません。

所得税(確定申告分):国税クレジットカードお支払サイト

1
確定申告を行う(e-Taxまたは書面)
e-Taxで電子申告した場合、送信後のメッセージボックスから「国税クレジットカードお支払サイト」へシームレスに進めます。書面提出の場合は、確定申告書等作成コーナーの案内画面や国税庁ホームページから同サイトにアクセスします。
2
税目・課税期間・納付税額を入力する
所得税や消費税など、納付する税目と金額を入力します。
3
ANAカード情報を入力して納付を確定する
決済手数料の金額を確認したうえで「納付」を実行します。手続き完了ページは印刷か保存で控えを残しておきましょう(領収書は発行されません)。
📌 所得税の決済手数料はモバイルレジと計算方法が別

国税クレジットカードお支払サイトの手数料は、モバイルレジとは異なる料金体系で、納付税額に応じて約0.99%(10,000円ごとに手数料が加算される方式、2025年に0.83%から引き上げ)です。10マイルコースのマイル還元率1.0%とほぼ同水準なので、国保・住民税と同じ考え方で「1マイル約1円で仕入れる」取引になります。

⚠ モバイルレジの制約

納付書の上限額は方式によって異なります。バーコードを読み取る「モバイルレジ」アプリは30万円以下、納付番号を直接入力する「ネットdeモバイルレジ」は100万円未満まで利用できます(上限は自治体により異なる場合があります)。国保・住民税の1回あたりの金額であれば、どちらの方式でも通常は問題ありません。

また領収証書は発行されません。証明書がすぐ必要な場合(車検前の納税証明など)は、金融機関やコンビニでの納付を選びましょう。セキュリティ上の理由でカード情報は保存されないため、支払いのたびにカード情報の入力が必要です。口座振替のように自動で引き落とされる仕組みではない点にも注意してください。

💳 決済手数料表(国民健康保険料・住民税)

国民健康保険料・住民税で使うモバイルレジ/ネットdeモバイルレジの決済手数料は、多くの自治体で共通の料金表が使われています(所得税の手数料は別体系なので前項をご覧ください)。

納付金額 決済手数料(税込)
1〜5,000円27円
5,001〜10,000円82円
10,001〜20,000円165円
20,001〜30,000円275円
30,001〜40,000円385円
40,001〜50,000円495円
以降10,000円ごとに+110円

※ 杉並区公式サイト「クレジットカードによる納付」ページに掲載されている料金表です(2026年8月確認)。手数料は自治体・サービス提供会社によって異なる場合があるため、他の自治体にお住まいの方は、ご自身の自治体の公式ページで改めてご確認ください。

💰 年間マイル獲得シミュレーション(杉並区の例)

今年度(令和8年度)の実際の金額をもとに計算してみました。ANAワイドゴールドカード(10マイルコース、還元率1.0%)を想定しています。

支払い項目 1回あたり 年間金額 手数料(年間) 獲得マイル
国民年金保険料 17,920円×12回 215,040円 0円 約2,150マイル
国民健康保険料 41,943円×10回 419,430円 4,950円 約4,194マイル
住民税 68,800円×4回 275,200円 2,860円 約2,752マイル
年間合計 909,670円 7,810円 約9,096マイル

※ 国民健康保険料は10回払い、住民税は年4期を想定しています。金額は自治体・前年所得によって大きく異なるため、あくまで一例としてご参照ください。
※ 国民健康保険料・住民税の決済手数料は、上記の決済手数料表(モバイルレジ標準料金)に基づいて算出しています。

📌 3つの支払いを合わせた平均コスト

手数料合計7,810円÷獲得マイル約9,096マイル=1マイルあたり約0.86円。国民年金分(手数料0円)が含まれる分、国保・住民税だけで計算した場合(約1円/マイル)より平均コストが下がっています。

マイル単価 マイル価値合計 手数料差引後
1円/マイル 9,096円 +1,286円
5円/マイル 45,480円 +37,670円
15円/マイル 136,440円 +128,630円

国内線の特典航空券は片道6,000マイル〜なので、公的支払いだけで年間1往復以上の計算です。何もしなければ0マイルで終わる支払いが、支払い方法を変えるだけでここまで変わります。

⚠️ 注意点まとめ

自治体によって対応・手数料が異なる

この記事のシミュレーションは杉並区の例です。お住まいの自治体によっては、そもそもクレジットカード直接払いに対応していない、手数料額が異なる、といったケースがあります。実行前に必ずご自身の自治体の公式サイトで確認してください。

マイルの使い道によって損益分岐が変わる

今回の方法は「手数料を払ってマイルを仕入れる」取引です。マイルを1マイル1円未満でしか使わない場合は、手数料の分だけ単純に目減りします。特典航空券やアップグレードなど、マイル本来の価値で使う予定がある方向けの方法だと理解しておいてください。

領収証書は発行されない

モバイルレジでの納付は領収証書が出ません。確定申告などで納付証明が必要な場合は、口座振替の履歴やクレジットカードの利用明細で代用できるか、事前に確認しておきましょう。

制度・手数料は今後も変わる可能性がある

以前は「ANAカード→ANA Pay→楽天Edy→楽天キャッシュ→楽天ペイ請求書払い」という手数料無料のルートを紹介していましたが、2026年8月の楽天キャッシュ規約改定により、このルートは実質使えなくなりました。今回紹介した直接払いの方法も、今後カード会社・自治体側の制度変更で条件が変わる可能性があります。実行前に最新情報をご確認ください。

✏️ まとめ

フリーランスの税金・保険料は、会社員と違って自分で払う分、逆に言えば支払い方法を選べるということでもあります。

国民年金は手数料0円、国保・住民税も手数料を差し引いて実質1マイル約1円というコストで、年間9,000マイル前後を貯めることができます。マイルを特典航空券などで5〜15円相当として使う予定があるなら、十分にお得な選択肢です。

まずはお住まいの自治体の対応状況を確認するところから、始めてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
まいろ

※この記事の情報は2026年8月時点のものです。ANAカードのマイル還元率、自治体の決済手数料、モバイルレジの仕様等は変更される場合があります。利用前に最新情報を各公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

30代後半・会社員。新婚旅行でマイルを1マイルも貯めていなかったことに気づき、2026年からマイル活動をスタート。ポイ活好きが陸マイラーへ転身中。初心者目線でリアルな情報を発信しています。

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