東京都公式アプリ「東京アプリ」で手続きをすると受け取れる「東京ポイント」。現金の代わりに使えるのはわかったんですが、ふと「これってANAマイルにできないの?」と思って調べてみました。
結論から言うと、Vポイント経由でANAマイルに交換できます。ただし直接交換はできないこと、レートが変わること、ANAカードを持っているかどうかで条件が変わることがわかりました。この記事ではその仕組みと手順をまとめます。
🗼 東京ポイントとは
東京ポイントは、東京都公式アプリ「東京アプリ」で貯まる東京都独自のポイントです。2026年2月2日から始まった「東京アプリ生活応援事業」では、所定の手続きを完了した都民に11,000ポイント(11,000円相当)が付与されます。自動的にもらえるわけではなく、アプリのインストールからマイナンバーカードによる本人確認まで、自分で手続きを進める必要があります。
- 対象:東京都在住・15歳以上・マイナンバーカード保有者
- 付与額:11,000ポイント(11,000円相当)
- 実施期間:2026年2月2日〜2027年4月1日
- 手続き:東京アプリ+デジタル認証アプリでマイナンバーカードによる本人確認
東京ポイントはそのままお店では使えません。dポイント・Vポイント・楽天キャッシュ・au PAY残高・メルカリポイントなどの民間ポイントに交換して初めて使えるようになります。
東京ポイントには取得日から約2年間の有効期限があります。放置すると失効するので、受け取ったら早めに交換先を決めましょう。
🗺️ 交換ルートの全体像
東京ポイントをANAマイルに交換するには、必ずVポイントを経由する必要があります。ANAマイルへの直接交換は現時点では対応していません。
ステップは2段階です。まず東京アプリでVポイントに交換し、次にVpassアプリ(三井住友カードのアプリ)でANAマイルに交換します。それぞれ手続きが必要なので、事前にアプリのインストールと会員登録を済ませておくとスムーズです。
なお、Vポイントはポイントサイトや日々の決済でも貯めることができます。ANAマイルへの交換ルートをより詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。
東京ポイント→Vポイントの交換時にV会員番号の入力が必要です。Vポイントのアカウントを事前に作成しておきましょう。VポイントPayアプリまたはVpassアプリから登録できます。
🔢 レートはどうなる?
東京ポイント→Vポイントは1:1の等価交換なのでレートの損はありません。問題はその先、VポイントからANAマイルへの交換レートです。
ここで差が出るのが三井住友カード発行のANAカード(ANA VISAカード・ANA Masterカード)を持っているかどうか。
✅ ANAカードあり(三井住友発行):1pt → 0.6マイル
◻️ ANAカードなし:1pt → 0.5マイル
※ 一般カード・ゴールドカードいずれもANAカードであれば0.6マイルが適用されます。
※ レートは変更になる場合があります。
ANAカードあり:11,000pt × 0.6 = 6,600マイル
ANAカードなし:11,000pt × 0.5 = 5,500マイル
6,600マイルは国内線(東京〜大阪・名古屋など)の特典航空券1枚分相当。5,500マイルはあと少し貯めると1枚分になります。
💡 マイルに交換するのはお得?
ポイントがマイルに変わると数字が変わるので戸惑うかもしれませんが、そもそも1マイル=1円ではありません。マイルの価値は使い方によって大きく変わります。
| 使い方 | 6,600マイルの価値目安 |
|---|---|
| 現金として使う(交換前) | 11,000円 |
| 国内線エコノミー特典航空券に使う | 約6,000〜10,000円相当 (1マイル≒1〜1.5円程度) |
| 国際線ビジネスクラス特典航空券に合算する | 最大約50,000〜100,000円超の価値に貢献 (1マイル≒8〜16円相当。他のマイルと合算して使う) |
6,600マイル単独でビジネスクラスに乗れるわけではありませんが、コツコツ貯めているマイルに合算すれば、現金11,000円以上の価値として活用できる可能性があります。
わたしはマイルでビジネスクラス旅行を目標にしています。必要マイルは夫婦2人だと路線によって異なりますが、たとえばハワイ往復ビジネスなら160,000マイル〜。11,000東京ポイントをANAカードあり(×0.6)でマイルにすると6,600マイル。全体から見るとまだ一部ですが、手続き一つで6,600のマイルが獲得ができ、日々の買い物などで貯めるよりも圧倒的に効率がよいです。
📱 実際の交換手順
2段階の手続きが必要です。事前準備を済ませておくとスムーズです。
- 東京アプリ(インストール・本人確認済み)
- VポイントPayアプリまたはVpassアプリ(インストール・V会員番号取得済み)
- ANAマイレージクラブの会員番号(ANAアカウント)
- ANAカード(三井住友発行)をお持ちの方はID連携済みであること
東京アプリのトップ画面→「ポイント交換」→「Vポイント」を選択。交換したいポイント数を入力します(100ポイント単位)。
V会員番号を正確に入力して交換を確定します。一度交換したポイントはANAマイルに戻すことができません。番号の入力ミスにも注意(誤入力時はポイントが戻りません)。
交換申請後、Vポイントの残高に反映されるまで即日〜数日かかる場合があります。VpassアプリまたはVポイントサイトで残高を確認しましょう。
Vpassアプリにログイン→「ポイントを交換」→「ANAマイルに交換」を選択。ANAカードをお持ちの方はカードのランク(一般・ゴールドなど)に応じたコースを選択。ANAカードをお持ちでない方はVポイントサイトからも手続きできます。500ポイント以上・500ポイント単位での交換です。
ANAマイルへの反映は申請後数日〜約2週間かかります(手続き方法やカードの種類によって異なります)。ANAマイレージクラブのマイル残高でご確認ください。
🎁 Vポイントキャンペーンについて(2026年5月15日まで)
三井住友カードとCCCMKホールディングスが、東京ポイントをVポイントに交換した方向けのキャンペーンを実施しています。
- 期間:2026年2月16日〜5月15日
- 条件①:東京ポイントを100pt以上Vポイントに交換
- 条件②:VポイントPayアプリでV会員番号とSMBCグループIDを連携
- 条件③:VポイントPayアプリで店頭スマホのタッチ決済を利用
- 特典:期間中の合計利用金額の10%分のVポイントを還元(上限1,100pt)
- 特典進呈:2026年7月末頃予定
このキャンペーンは「東京ポイントをVポイントに交換した後、VポイントPayアプリでタッチ決済した金額」に対して10%が還元されるしくみです。東京ポイント→Vポイントの交換レート自体が上がるわけではありません。
具体的な例:
東京ポイント→Vポイントに交換したあと、VポイントPayアプリで1,000円分タッチ決済した場合、100Vポイントが還元されます(上限1,100ptまで)。この還元されたVポイントをさらにANAマイルに交換することもできます。
ただし対象はVポイントPayアプリでの店頭Visaタッチ決済のみ。iD決済・ネットショッピング・バーコード決済は対象外です。ANAマイルへの交換だけが目的であれば、このキャンペーンを使うために別途VポイントPayでの買い物が必要になる点に注意してください。
キャンペーンを活用して還元されたVポイントをさらにANAマイルに交換する、という使い方もできます。ただしキャンペーン期間が2026年5月15日までと残りわずかなので、交換を検討している方はお早めに。
⚠️ 注意点まとめ
- 東京ポイント→ANAマイルの直接交換はできない(必ずVポイントを経由)
- 一度Vポイントに交換したら東京ポイントには戻せない
- 一度ANAマイルに交換したらVポイントには戻せない
- V会員番号の入力ミスに注意(誤入力時はポイントが戻らない場合あり)
- 交換レートは変更になる可能性がある(交換前に最新情報を確認)
- ANAマイルへの反映まで約1〜2週間かかる(使いたいタイミングから逆算して手続きを)
- 東京ポイントの有効期限に注意(取得日から約2年。期限内に交換を済ませる)
- Vポイント→ANAマイルの交換は500ポイント以上・500ポイント単位
✏️ まとめ
東京ポイントはVポイント経由でANAマイルに交換できます。レートは三井住友ANAカードを持っていれば1pt→0.6マイル、持っていなければ0.5マイルです。
1マイルの価値は使い方によって変わります。ビジネスクラスの特典航空券に使えば、現金として使うより何倍もの価値になる可能性があります。マイルで旅行を目指している方は、東京ポイントも積み重ねの一つとして活用してみてください。
※ この記事の情報は2026年5月時点のものです。交換レートやキャンペーン内容は変更になる場合があります。最新情報はANA公式サイトおよび三井住友カード公式サイトでご確認ください。
まいろ

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